Nikita

ブログ名は適当です。単なる日記なのでニキータと呼ぶことにします。

優秀な人とそうでない人。

 就職したころ、まわりは東大生や京大生がほとんどで、地方大出身の自分は他人と比べてとても劣等感を抱えていた。大学の担当教官は、本気か冗談かわからない調子で特に何をやっているわけでもない自分をいつも誉めてくれたので、調子に乗って大きな会社を選んだらこの結果だった。

 

 社会人になって1~2年目は褒められることはほとんどなくなり、代わりに、呆れられる、怒られるというふうに変わっていった。自分がそこで腐らなかったのは、何とかしようとしてくれた先輩が複数人いたことと、だいたい2年に1回程度異動があるため、同じこと/部署で怒られるのも2年我慢すれば大体終わるので、怒られても呆れられてもだいだい真剣に受け止めつつも明るく過ごして、異動したら「ハイ、リセット」という風な具合だった。先に「劣等感」と書いたけど、劣等感は社会人になってから感じるようになったものでもなく、小さいころから抱えていた。例えば自分で兄弟と勝手に比べて勉強ができないだとかリーダーシップが取れないとか友達があまりいないとか誠実でないというところとか様々だった。
 題名通り、これまで出会った優秀と思える人の特徴をとても抽象的に挙げてみる。「あー、こういうところが違うんだ」と思ったり、「こうすればできるようになるのか」と思った点を挙げている。
1.そもそも処理できるキャパが半端ない
どんなに忙しくても、大量の仕事があっても、PCのファイルすべてちゃんとフォルダに分けたり、ちゃんと名前を付けたりしていた。自分なんて、[a.txtとか、あああああ.docxとして、結局わからなくなってしまってた(笑)]。仕事が終わる度に片付けて帰ってた。『ちゃんと』やる。自分の道具を磨く/整理する。
2.ポジティブ。話していて面白い。
3.他人の話を最後まで聞く(さえぎらない)
4.優しい
5.人の悪口を言わない
6.いろいろな言葉を知っている(思考は言語を超えられない。説明がうまい。)
7.人生経験をたくさん積んでいる
8.趣味を持っている(スポーツとかゲームとか読書とか)
9.集中力がある
 
人間のキャパがそんなに違うわけがない。ある程度はテクニックで埋められるはず。とくに意識さえしていれば、優秀と思える人と同じ行動をとることも可能(1、3、5なんて今からやろうと思えばやれるはず)。優秀でないよりも優秀でありたいので日々精進したい。
 
おしまい。