Nikita

ブログ名は適当です。単なる日記なのでニキータと呼ぶことにします。

熊本での地震。

 1月3日、実家から帰っている車の中でのニュースで熊本で震度6弱地震発生というニュースがラジオから流れてきた。2016年に生じた熊本地震は、震度7地震が2回も起こっている(気象庁震度階級の震度7が導入された1949年以降、震度7を記録した地震は、熊本地震の2回以外では、1995年1月17日の兵庫県南部地震、2004年4月23日の新潟県中越地震、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震、そして2018年9月6日の北海道胆振東部地震のたった4回だけ。どうでもいいけど、いつも胆振が読めなくなる)。熊本は学生時代6年間住んでいて今でも思い入れがある。震災から1年半くらいたった時に阿蘇に行ったら立野あたりは緑の山肌がまだまだ茶色だったし、熊本城もいろんなところが壊れてて結構ショックだった。そんな熊本でまた地震?と思ったら今回はあまり被害がなくて安心した。

 前回の熊本地震の時は、2つの活断層が動いたとのことだった。布田川断層帯と日奈久断層帯だ。もともと知られていた活断層だったのに地震の予知って難しいんだなと改めて感じたのが前回の地震だった。気象庁によると、今回の地震は「熊本自信と活動領域が離れており、直接の関係はないとみている」とのことだった。(地震には大きく分けて、熊本地震兵庫県南部地震のように活断層が動くタイプの地震(内陸型地震と言ったりする)と、東北地方太平洋沖地震や発声が懸念されている南海トラフ地震のような海溝型地震の2つに分けられる。前者は比較的浅い(地下5~20㎞)で起こるため震度が大きくなりやすい、後者はプレート境界(海洋プレートが大陸プレートの下に潜り込むところで、日本列島でいうと東北地方の東側及び、西日本の南側の海底に存在)で生じるため津波の被害を伴うことが多い。)

 東北地方太平洋沖地震は、東京で経験したけど初めての震度5は結構怖かった。余震も多くて5月くらいまでは頻繁に揺れていた気がする。日本はその地質学的な位置から地震被害は免れないし、地震予測も難しいので、日ごろからの準備が必要なんだと改めて感じた。

 地震に対してどのくらいの準備が必要なんだろうか。食料関係は、3日分(飲料水は1日3リットル)用意しておくべきとのこと。大規模災害となると、一週間分は必要と書いてあるけど、東日本大震災では発災翌日には食料が届けられたというし、熊本地震では食糧不足がニュースになっていた。まぁ、その時の行政の対応とかインフラ(道路とか港湾)の被災状況もあると思うから、自分で備えておくのが一番だと思う。電気は1週間、水道は3週間、ガスは5週間で回復したそうだ。リスク管理上、自助、公助(ほかにも共助)という概念があるけど、大災害のときには自助が基本になると思う。もちろん公助を求めるのに遠慮する必要はないと思うけど、自分で備えていれば、一番快適に過ごせると思う。

  熊本の地震をきっかけに、自分の防災カバン(東日本大震災をきっかけに作ってた)を見直した雨の土曜日だった。

 

おしまい。